女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)は、2011年のワールドカップを制した事に続いて2012年のロンドンオリンピックでも準優勝という好成績を収めました。しかし澤穂希・丸山桂里奈など黄金期のメンバーが次々に代表チームから去る中、世代交代がうまく進まず2016年のリオオリンピックには出場する事ができませんでした。
ただ、2017年秋にFIFAが女子種目において日本に開催国枠を与える決定を下したため、予選免除で本大会に出場できることが決まっています。
2016年のオリンピック出場を逃した日本でしたが、その後は横山久美(1993年生まれ)をはじめとする有望な若手が急成長していきます。
そして、2018年4月にヨルダンで開催された女子アジアカップでは決勝でオーストラリアを下して優勝を決めるなど再びチーム力が上昇しています。
2010年前後に世界大会で活躍した何人かの名選手も健在で、DFの鮫島彩は今でもレギュラープレーヤーの一人です。その他、2018年に浦和レッズレディースからドイツのクラブに移籍した猶本光はビジュアルクイーンとして知られ、男性ファン獲得に大きく貢献しています。
ベテランと若手が上手く融合し国際大会における成績も上向きのため、東京オリンピックにおいてはメダル獲得の期待が高まっている状態です。